外国児童文学演習W2A

授業コード 受講区分 学科 授業期間 履修年次 単位 担当者
262801   児童文学科 前期 4 1 長澤 修一

授業の主題(テーマ)
グリム童話『ラプンツェル』の比較研究

授業の目標(講義概要)
まず、グリム童話の中の良く知られた作品『ラプンツェル』を取り上げ、日本語とドイツ語を照らし合わせながら精読し、その内容を考察していきたい。次いで、グリム童話のもととなったシュルツや、さらにはド・ラ・フォルスの『ラプンツエル』などとグリム童話を比較しながら、口承文芸としてのグリム童話の特徴を探っていきたい。

授業計画
この授業の内容は以下の通りです。
1)メルヒェン(昔話)とは−「昔話と伝説」(マックス・リュティ)を読む
2)比較研究
  @グリム童話『ラプンツェル』(KHM12)−第7版(決定版)を日本語とドイツ語を照らし合わせながら読む
  A初版と決定版との比較
  Bシュルツ及びド・ラ・フォルスの『ラプンツェル』とグリムの比較
3)その他

評価方法
レポートと授業中の発表等で総合的に評価します。

テキスト
プリントを使用する。

備考